2009年11月24日

中綴じと無線綴じ

【本の綴じ方】


製本の綴じ方で代表的な2種類を紹介致します。
右の写真にの上が”なかとじ”、下が”むせんとじ”です。大きな違いは”なかとじ”が針金で真ん中を綴じてあり、”むせんとじ”は糊で固めて綴じて表紙をくるんである点です。

中綴じは1枚の紙を2つ折りにして重ねあわせて綴じてますので4ページ単位になります。最小ページが2つ折りを2枚重ねたあわせた8ページになります。

無線綴じは1枚の紙または2つ折り(サイズによって4つ折り、8つ折り)を積み重ねて糊でかためて、表紙となる紙で全体をくるみます。


オフセット印刷、オンデマンド印刷共に中綴じ、無線綴じ共に製本可能です。



紙の種類、厚さとページ数、仕上がりサイズによって変わりますが、目安として48ページくらいでしたら中綴じ、それ以上は無線綴じが良いと思います。